美しいオールドバカラBACCARATエワーEwer水さし　デカンタ　シルバー製蓋

SOLD OUT

ご覧いただきましてありがとうございます。


オールドバカラBACCARATエワーEwer水差しの出品でございます。

クリアクリスタルの全面にホイールで彫刻を施しています。

19世紀後半、アール・ヌーヴォー期の典型的な作品で
美しい草花がのびのびと丁寧に描かれています。

注ぎ口は、シルバーです。
ふたの内側には、ヴェルメイユが施されています。
シルバーを示すミネルバマークとゴールドスミス(銀細工職人)のALのマークが
注ぎ口の下と台座に見られます。

オリーブの葉と実でしょうか、細部に渡って彫刻が施され
見惚れて時間のたつのを忘れてしまいそうです。



--作品の詳細--

こちらはアンティーク品であり、
割れ、カケはございませんが、
ヨレやスレなどある場合がございます。
底に少し白濁が見られます。(P.7)
蝶番は、キチッととめたい場所でとまります。
閉めた状態で少し隙間ができます。(P.9 右下)

写真でお確かめいただけたらと思います。

美品です。

アンティーク品にご理解ある方のご入札を
お待ちしております。


一度手にとってご覧になればきっと凜とした
その美しさに魅了されるでしょう。

くつろぎのひとときをバカラと共にお過ごし下さいませ。


高さ約22cm口径3.8cm最大幅13cm
1936年以前のお品のため、バカラマークはございません。


ヴェルメイユ　シルバーの上から金で厚いコーティングを施したもの(P.8 左下)

AL オーギュスト　ルロワ　Auguste Leroy(岩の上のヒバリ)
1842年　パリに設立されたクリスタルにシルバーの取り付けを専門にするメゾン

ホイール　グラヴュール(ホイール　エングレーヴィング)
ホイールでガラスの表面に彫刻を施していく。
　　　　　グラヴュール作品は高価で価格は職人の腕前やモチーフの複雑さによる
　　　　　制作期間の長短にも左右された。(OLD BACCARAT Table ware 参照)

アール・ヌーヴォー　19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した
　　　　　　　　　　新しい芸術を意味する
　　　　　　　　　　花や植物などの有機的なモチーフと自由曲線の組み合わせによる
　　　　　　　　　　新しい装飾が特徴